ウクライナでの戦争が終わりを見ようとしませんね

自分を守る…自衛って大切、ですがなかなか一言で表現出来ない複雑なものです。

国の自衛は、偉い人達にまかせて、今日は、個人の自衛について考えましょう。

見知らぬ男に殴られた!!

これに対して、あなたは両手で押し返しました。

こんな状況があったとしたら、あなたは被害者…と思いますよね

実は単純にそうだとは言い切れないのです。何故でしょうか。

結論から言えば、男は暴行もしくは傷害罪

あなたは暴行罪に問われる可能性が生まれてしまいます。

みなさんの頭には「正当防衛」と言う文字が浮かんだことでしょう。

難しい言葉で説明すると、恐ろしく長くなるので、興味のある方は調べてみてください。

簡単に言えば、正当防衛は、

○逃げる為にしたこと。

○それしか方法がなかったこと。

が条件です。

つまり、あなたが両手で押し返した行動が、仮に「はぁ?俺も一発殴ってやる!」と思っていたり、殴ってきた男が、おじいちゃんで、押し返すまでもなく、避けれたのでは?と思われる場合、正当防衛ではないとされてしまうもしれないのです。

ここまで、みなさんに知識を付けてもらいましたが、結局のところ、何が大切か…

自衛の第一は、危険に近寄らないことです。

一度絡まれれば、こんなややこしい縛りを考えなければなりません。

いくら合気道を極めても、使うのが人である以上、法律の影響を受けるので、捌いて捌いて、投げは最終手段にしてください。