今年は桜の咲く中の入学式だったところも多いのではないでしょうか。 そして、桜の散る季節になりました。

桜の花びらが散る様子を見たことはありますか。 ひらひらとゆれながら散っていきます。 桜吹雪ほどではないですが、花びらが散る様子も風情があります。


さて、桜の花びらが散る様子をよく見ていると、桜の花びらが散る時に風が吹いています。 そして、桜の花びらは、真っすぐには落ちていきません。

周りの空気に押されながら、落下していきます。 そこには、花びらに様々な力が加わり、その時その時の力の合わさった方向へと進み、ひらひらと落ち ていくことになります。


合氣道でも同じところがあります。


相手がいることですので、相手からの力が加わります。 相手の力と自身の力とが加わり、動きが作られていきます。 自身の身体の軸や力の出し方だけでなく、相手の身体の軸や力の出し方を感じる必要があります。 力は目で見えませんが、感じることはできます。

相手の力を感じ、自分の力を感じることで、動きを作っていけるとよいですね。