急に朝晩の冷え込みが厳しくなりました。
寒くなってくると、怪我をしやすくなるので気をつけていきたいですね。
そんなしろくま6号は、仕事中に膝を強打し、膝を庇いながら稽古をしました。元気が一番だとあらためて痛感しました。
怪我というのは、油断している時もなりますが、物事に一生懸命取り組んでいる時も起こります。
怪我をしたら早い処置が一番大事です。みなさんも、なにかあったらすぐ病院へ行きましょう。
そんなさなか、自分が初段をいただいたころのことを思い出しました。
合気道を始めたのは、学生の頃、袴を履いている先輩がとっても格好良くてあこがれたことがきっかけです。
でも実際、自分が履く立場になって、自信がなくてどうしたものかなぁと思っていた時、当時、いろいろ教えてくれていた先生からいただいた言葉が、ずっと自分の根幹を作っています。
「初段は器をもらっただけ。そこにいろんな人が教えてもらったことや技術をいれて、今度は自分が人に渡していく。人に渡したらなくなると思うかもしれないが、自分の器からはなくなることはない」
合気道の楽しさを人に伝えようと思うと、自分の理解していること以上はうまく伝えられなくて、もどかしく思う日もありますが、もう少し、人に渡せるように、怪我をしないで頑張ろうと思います。