夏はもう過ぎ去ったと言うべきでしょうか。
キンモクセイの香りが街の至る所で秋を感じさせてくれすね。
さて、気温も少し下がり、運動のしやすい気候になってきました。
私も、稽古に顔を出し、時には教えることもあるのですが、最近、感じることがあります。
合気道では、腕の直線的な動きに身体の回転が加わることで、体感的…空間的には、斜め方向の動きをすることがよくあります。
これは、相手の感覚をうまく誤魔化し抵抗を抑止することが出来ると思っています…
はて…誤魔化す…?
そんな騙し討のような感覚で、技をかけることは正しいのでしょうか…
個人的な感覚では、好みではありません…
そう考えた時、よくよく考えてみると…表現として…誤魔化すという言葉を使っていますが
実際やっていることは、自分の中心を保って、軸をぶらさず回転しているだけです。
そう、勝手に、相手が、騙されている感覚に陥るだけで
何ら、ずるいことなどしていないのです。
自分のテリトリーに相手を導き、取らせた時には買っている
「正勝吾勝勝早日」の一部を垣間見た気がしませんか?