新しい春が来て、もう二ヶ月が過ぎましたね。
梅雨入りしたなんてニュースが、もう聞こえてきました。
みなさんの中には、後輩が出来て色々教えることになった、なんて人も多いんじゃないでしょうか。
教えるって大変ですよね、伝わらなかったり、思わぬ質問が来たり…でも、そこで面倒くさいなぁ、なんて思ってしまうと…
不思議なもので、相手にちゃんと伝わってしまうんです。
「人は鏡だ」と、良く聞くものです。
似たように「目は心の鏡」とも言いますね、その人の感情は、目にも現れるというのです、「あの人は目が輝いている」とか「死んだ魚の目をしている」と、聞いたこともあるでしょう。
相手を読み取るのに、目から目が離せないと言うことですね。
しかしながら、武道においては、「目を見るな」と言われることが多いように感じます。
相手と対したときは、全体をぼんやりと見て、攻撃に備えたり、逆に隙を見つけよ、と言うのです。
もしかすると「目」から得られる情報が、多すぎるが故に、捕らわれてしまうのかも知れませんね。
みなさん、稽古でも私生活でも、目を意識して見てください。
まあ、私は目が悪すぎて、眼鏡がないと、相手の目の位置すら分からないのですが…