2 月 3 日は節分でした。 豆まきをしたり、年の数だけ大豆を食べたり、軒先に柊鰯を飾ったり、太巻きを無言で恵方を向き食べ たりと、邪気を払ったり、願い事をしたりする風習があります。 では、節分とは何か知っていますか。

実は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前の日です。 つまり、季節の変わり目です。 ところで、では節分で季節が一気に変わるかというとそういうわけではありません。 徐々に季節は変化をしていきます。


さて、これは合氣道にも通じます。
昇級・昇段があります。では、昇級・昇段すれば、階段のように段差を越えるように上達するのでしょうか。


昇級・昇段のために稽古することで、一飛びで上達したように感じるかもしれません。
しかし、それは道を歩いていたのを駆け足でいったようなイメージでしょうか。


日々の稽古で合氣道という道を進み続けていて、昇級・昇段の関を越え、新たな地平を目にし、一飛びで上達したように感じるのでしょう。
つまり、昇級・昇段は何か大きな壁のようなものではなく、日々の稽古の中にあり、新たな合氣道の地平へと続く道ではないでしょうか。

審査は緊張と不安とを伴い、少し上り坂になっているのかもしれませんが、日々の稽古を積み重ねる中に昇級・昇段もあります。
日々の稽古を積み重ね、昇級・昇段を通して、新たな合氣道の地平へと歩を進めてみませんか。