暑い日が続いています。


感染症対策と熱中症対策をしながらの稽古を続けています。 ところで、最近、入道雲が大きく育ち、雷が鳴ったり、雨が降ったりすることが多くなっています。 入道雲は夏によく見られる雲です。 なぜ夏によく見られるかというと、夏の暑さで温められた空気が上昇し、雲が育っていきます。

その空気の上昇が続き雲が大きくなり、入道雲へと育ちます。 入道雲の中では、空気が上昇する道ができ、雲を成長させていく力となっています。

ところで、合氣道の技で、めぐる技があります。
ただ、回ることがめぐりではありません。
めぐりながら、自身の中心へと力をよびこみます。 そして、よびこんだ力をめぐりながら上昇させていきます。 入道雲が育つように、めぐりながら力を上昇させ、技を形作っていきます。 入道雲の中で上昇しきった水は、雨として落ちてきます。

同じように、上へとあがった力は、下へと向かいます。 めぐりの技では、力を中心へと向かわせ、上昇させることを意識してみるのもいいですね。